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ブログ

内視鏡検査を少しでも楽に受けてもらうために

おはようございます。ふくい内視鏡・胃腸クリニック 院長 宇賀治良平です。

ブログを続けることがこんなにも難しいとは・・と実感をしているところです。。

前回、4月30日にお伝えしていた、「内視鏡検査を少しでも楽に受けてもらうために」という内容についてお伝えさせていただきます。

「検査をどうやったら少しでも楽に提供できるか」はどこの医療機関でも悩んでいるところだと思います。

検査を受けたことがある方はご存知かと思いますが、

1. 喉を越えるところ
2. 胃のなかを膨らますところ
3. 十二指腸の奥へと進むところ

が検査の中でも違和感が強いところだと思います。(ちなみに私は. 1. 喉を越えるところ.   が一番苦手です)
個人差も強いと思いますが、全くの痛みや違和感をなくして検査を行うことは現実的には難しいと思います。

少しでもその負担を減らせるよう必要に応じて鎮静剤(点滴からの眠り薬)を用いることを私たちの施設でもお勧めしたいと思っています。

 

鎮静剤は、眠った状況で検査を行うことで負担を減らすことができる反面、血圧や呼吸が抑えられると言ったマイナスの面も存在します。
そのためには、検査を行う先生以外にも、介助者を必要とし、酸素の状態(酸素飽和度)と血圧・脈拍などをモニターしながら行うことが必要とされます。

 

福井は車社会でもあり、運転して来院される方が多いため鎮静剤を使用しにくい(鎮静剤を用いた後にはお車の運転はできません)、など地域の特性もあるかと思いますが、  

当院ではできるかぎり鎮静剤を希望される方に対して、鎮静剤を使用した検査を提供したいと思っています。また、土曜日も内視鏡検査をできる体制を整えますので、時間をうまく利用して受けていただければ、と思っています。

 

 残念ながら内視鏡検査を含め、健康管理は「今回で最後だ!一回きりで終わった、もう大丈夫!」などというものでもありません。健康を保つためにも、胃腸を含めて、「体の定期点検」はなされるべきだと思います。

 つらかった内視鏡検査をまた我慢して・・という概念から、今年も受けてもいいかな。と思われる負担の少ない検査を提供することが、当院の使命の一つと考えています。

まずは話だけでも・・という方でも、気軽にお越しいただけると幸いです。

 次回からは、健康管理に必要と思われる「栄養管理」についてもお話をしていきたいと思います。